東京から本州最西端へ

ゆるり旅
スポンサーリンク

平成から令和に変わるGWに本州最西端(毘沙ノ鼻)に行きました
4日+αで1,300㎞ほど
ここ数年、走っても200㎞程度だったので走り切れるか若干不安がありましたが、別に危険な場所走るわけでもないですし、何とかなるだろうと思って出発しました

ちなみに、GWの首都圏や名古屋周辺は渋滞するだろうということで、出発したのは平成最後のGW2日前です
この2日間の平日で首都圏と名古屋を抜けて交通量が少ないと思われる日本海側まで逃げる作戦です
山陽側はGW混むだろうと思ったので、山陰側から本州最西端に行きました

1日目:東京都~静岡県

出発日は平日とはいえ、都内の道路は早い時間から混み始めます
道路が混み始める前に首都圏抜けておきたかったので、早朝3時に出発
悲しいことに天候は雨・・・

神奈川県をスルーして静岡県に突入
静岡県に入るくらいにはもう雨も上がっていい天気(風と気温除く)

こういう感じの場所好き

海鮮なぶら市場にあったお店でお昼ごはん
ごはん大盛りにしてもらったけど、思ったより量が多くてきつかったです。。。

この海鮮なぶら市場って、最短ルートから結構外れているんですよね
なんでここに寄ったかというと、ここを少し行くと静岡県の最南端があるんです
本州最西端ついでに静岡県最南端も寄っていくかと思って寄り道をしました
海岸線沿いは結構風が強くて精神的に折れそうでした。。。

そのまま海岸線沿いを走り続けていると、太平洋岸自転道という看板を頻繁に見かけました
ここまで走ってくるまでにも何度か見かけていましたし、関東でも少しだけ走ったことはあったので、車気にしなくていいしサイクリングロードの方が楽かなと思って太平洋岸自転道に向かったわけです

この太平洋岸自転道って何だというと、千葉県銚子市から和歌山県和歌山市まで延長1,400kmにも及ぶサイクリングロードです
残念ながら、千葉~神奈川は東京湾フェリーで移動するので、東京は含まれていません
ルートとかの詳細は公式サイト(↓)をご覧ください

太平洋自転車道|国土交通省近畿地方整備局 道路部
太平洋岸自転車道とは、千葉県銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の各太平洋岸を走り、和歌山市に至る延長1,400kmの自転車道構想のことです。

結構いい感じの道だと思いながら走っていましたが、最終的には寄らなければよかったと後悔しました。。。

いい感じの道だと思うんですよ
なんで後悔したかというと、海岸線沿いなので仕方ないんですけど、砂が凄いんですよ
砂だとしても多少の砂であれば問題なく走れますが、多少とか言うレベルを超越しているわけです
どういうことだって思うかもしれませんが、下記の画像のような感じなわけです。。。

いや、もうね、もはや砂が溜まっているとか通りにくいとかいうレベルではないのですが。。。
この状態になる前に引き返せよと言われればその通りなんですけど、もしかしたらマシになるんじゃないかという淡い期待を抱いて走り続けた結果、こうなりました
ちなみに、画像の奥の方に山っぽくなっているところがあると思いますが、下のような感じでそもそも工事していて通れなかったです
工事で通れないなら通り抜けできないと看板置いてほしかったです。。。

当初の予定では、1日目に愛知県豊橋市まで行く予定だったのですが、膝の痛みとサイクリングロードでの精神的ダメージで諦めて静岡県浜松市でホテルを取って1日目を終えました
20時半くらいでそこまで遅い時間じゃなかったので走ろうと思えば走れたわけですが、まだ数日走るし無理はいけないです
静岡県で横風がかなり強くて煽られるので、ディープリムやめとけばよかったと若干後悔しました。。。

2日目:静岡県~福井県

寝過ごして7時くらいに出発
2日目は平成最後のGWの前日です
天気はまた雨です。。。
1日目、2日目ともに出発時は雨が降っていました

ホテルを出てすぐに走っている人を見つけたので、一緒に走ってみます
基本的に1人で走る方が気楽ですし、雨ならなおさらそうなのですが、滋賀方面に行くということだったので、一緒に走ることにしました
毎回浜名湖をスルーしていたので、浜名湖の写真を撮ろうと思ったんですが、気付いたら素通りしていたらしく、そのまま愛知県に突入します
毎回気付かないうちに通り過ぎているのが謎です。。。

琵琶湖直前で今までずっと一緒に走っていた人と別れてぼっち旅を再開します
久しぶりに琵琶湖来たんですけど、実は海ですって言われても信じてしまいそうな大きさです

東京都から山口県だと、愛知県から京都方面に直接向かった方が距離は短くなるんですけど、琵琶湖の北側を通って福井県経由で走りました
なぜ遠回りをしたのかというと、福井県を自転車で走ったことないし、ついでに行っておくかって思ったわけです
県境になってから気付きましたが、普通に走ったことありましたね。。。

琵琶湖を超えたあたりからまた雨が降ってきました
4月下旬なわけですけど、めちゃくちゃ寒いんですよね
この時期になんで震えてるんだろうって感じです
雨に打たれて震えながら県境に到達。。。

19時くらいに福井県小浜市で2日目終了
当初の予定では兵庫県豊岡市に着いている予定だったのに、京都府にすら入っていないという。。。
まあ、久しく長距離走ってないので仕方ないです

あと、このあたりでホイールだけじゃなくて服装の選択を間違えたと薄々感じ始めます
GWにしてはなんか寒すぎるんです
あとレインジャケットじゃなくてちゃんとした合羽持ってきたほうが良かったですね
雨強いですし、防寒着としても使えるので

3日目:福井県~鳥取県

6半くらいに出発
民宿の人に雨風すごいけど本当に走るのかと心配されながら出発
雨はあれとして、この日は風が凄かったです
台風みたいな感じ
あと寒い

京都府に入って雨が止むも、風は強いまま。。。
ロマンを感じる?道を突き進みます

時間押していたけど天橋立に寄り道
GWなのに寒さで震えまくってます
コートやダウンとか着ている人がいる中、夏用ウェアという不思議な状態でした

天橋立以降の道は過去に何度も走った道なので、意外と覚えていました
何年も来ていなくても覚えているものですね

お昼くらいにようやく兵庫県豊岡市に突入したわけですが、県境付近に電光掲示板の気温計がありました

??
・・・ん???
GWなのに京都府兵庫県の県境あたりで0℃ってどういうことなの。。。
あられには遭いましたが、幸いにも雪には降られませんでした
ただ、休憩中に出会った人が京都府福知山市周辺で雪がちらついていたと言っていたので、なかなかな寒さですね
この辺でもGWで雪降るんだ。。。と驚きでした
山陰でもGWに峠とか山に雪が残っているのは何度も見かけましたが、雪に降られたことはなかったんですよね
4月上旬は降られましたが

鳥取県に到着後、サイクルショップフクハマに直行しました
昔よりマシになっている気はしますが、いつ来ても物であふれかえってますね。。。


ここで防寒着(ズボン)を購入&数年ぶりに来たのでしばし雑談
上着はレインジャケットあるし大丈夫だろうという判断(買っておけば良かった…)
ついでにタイヤの空気を補充して補給食をもらいました

少し進んで鳥取大学近くにあるふーちゃんらーめんで食事&ここも数年ぶりだったのでまたまた雑談
店名にらーめんってついていますが、ここでラーメン頼んでる人を見たのは数回くらいな気がします
量多いですけど、唐揚げおいしい

21時くらいに鳥取県倉吉市で3日目終了

4日目:鳥取県~山口県

本来であればこの日が最終日でしたが、鳥取県から本州最西端まで1日で行くのは体力的に無理なので、延長戦確実だなと思いながら朝4時に出発
疲労を抜くためにどこかで1日休みたかったけど、GWなので安いホテル空いていなかったんですよね。。。
4日目はそこまで風は強くなく、走り出してから一番良い感じの天候
まあ気温は寒いんですが

島根県突入

その後、スマホがしばらく死亡していたので写真撮れず
基板が見えているくらい背面がバキバキな状態だったので別のスマホを持ってこればよかったと後悔。。。

島根県益田市のユニクロで、やっぱり寒すぎるので防寒着を買い足しました
やっぱり雨が降り出すと一気に気温が下がりますね
店員さんがめっちゃ推してきたやつを買いましたが、合羽代わりにもなるし結構良かったです

22時ごろ、山口県長門市あたりで睡魔が限界に来たのでホテル探していたんですが、まあないわけです
泊まれる場所ないかなと思いながら走っていたら、ちょうど良いものを見つけました
扉はないですが、壁と屋根があるバス停です
午前中で最終バスが終わっていたので、少しだけ仮眠させてもらいました。。。

壁があるとはいえ、そこそこ大きかったので、風通りが良くて結構寒かったです
輪行袋も使ってみましたが、やっぱり輪行袋は寝袋代わりにはならない・・・

それにしても、ここは1日2本、朝の10時半くらいで最終バスが終わるみたいなんですが、田舎のバスの時刻表すごいですね
まあ今まで生きてきて路線バスとか片手で数えられるほどしか乗ったことないんで多くても少なくても関係ないんですが
東京でも、バスは乗り方わからないので乗ったことないです・・・

延長戦:5日目:毘沙ノ鼻

早朝?深夜?2時くらいに仮眠から起きて再出発
しばらく走って山口県下関市に突入

角島大橋の案内が路面に書かれているのを見て、しまなみ海道を思い出しました
こういうのあるといちいち地図確認しなくていいしありがたいです
2022年3月31日まで自転車無料だし、無料期間中にもう一度行ってみたいですね
無料期間終わっても行くだろうけどね

しまなみサイクリングフリー | 料金・道路案内 | JB本四高速
本四高速(本州四国連絡高速道路株式会社)公式サイト | 料金・道路案内 | 期間・地域限定の割引情報のご案内です。

朝の4時くらいに角島大橋到着
角島大橋は自転車で走っても問題ないんですけど、夜遅いし早く最西端行きたかったので、角島まで行かずにここで終わりました
今思えば、昼間なら車多くて怖いと思うので行っておけばよかったですね。。。

自販機があったので、温かい飲み物でもと思ったらつめた~いしか売っていないという悲劇

7時くらいにようやく本州最西端(毘沙ノ鼻)到着!

「バイク等乗り入れ禁止」という看板があって、等ってどこまでが等なんだ。。。と思ってたら、管理人?とかいう人に自転車で奥まで行っていいと教えてもらったので、そのまま奥まで行きました

本州最西端は到達しましたが、証明書は下関駅まで行かないともらえないのを知り(調べとけよと)、のんびり移動
初日に痛めた右膝が力入らないレベルに悪化していたので頻繁に休みながら走りました
そして下関駅までの移動中にまた雨。。。

下関駅に到着し、無事証明書をゲットして目的達成
下関駅にいくつか駐輪場があるんですが、ホイールのせいで機械が認識してくれないとかスタンドが使えないとか、どの駐輪場も使えなかったので、時間潰している間交番に預かってもらいました

帰宅:山口県~東京都

最西端到着して証明書も手に入っていますが、家に帰るまでがロングライドなのです
新幹線で輪行して帰宅
GWですし、そこそこ人がいて最後尾が取れなかったので、車掌さんにどの駅でどっちのドアが開くかを聞いて駅に止まる前に移動を繰り返しました
なので、寝れない。。。

そして出発地点まで舞戻って無事終了

総括という名の感想

4日ちょっとかかっていますが、一番初めの予定では3日で走ることになっていたんですよね
数年ほど長距離一切走っていなかったのにどうして走れると思ったのか。。。

普段のGWは夏用ウェアで走っているので、何も考えずに夏用ウェア+レインジャケットのみで走りましたが、もう少し考えるべきでしたね
天気予報も東京しか見ていなかったので、正直あそこまで風が強かったり気温が低くなるとは思っていなかったです
毎日雨降っていたので合羽を持って走るべきでした
あと気温に関しては、鳥取に住んでいた時もGWは夏用ウェアだったから平気だろうという慢心。。。
本州最西端は達成したので、次は東南北端なわけですが、もう既に行ってきているのでまた後で記事書きます

そういえば、最西端の画像見てわかる通りイノシシの置物が置いてあったんですよ
2019年は亥年ですし、これは十二支の動物を毎年置いているんですかね?
つまり全部で12種類。あと11回楽しめると。。。ふむふむ

おわり