数年前から、グラベルロードというものを聞くようになりました
これは、オンロード（舗装路）、オフロード（未舗装路）を問わず様々な道を走れるように作られたロードバイクです
わざわざグラベルロードを新しく購入しなくても、今持っているロードバイクで未舗装路を走ってみたいと思う人もいるかもしれません
昔から、ロードバイクは未舗装路を走れない、走ればパンクするなど言われることがありましたが、実際はどうなのかという話です
ロードバイクとグラベルロードバイク
ロードバイクは基本的に舗装路を走るように作られています
今では25Cのタイヤを履いているものが増えましたが、少し前までは23C以下のタイヤばかりでした
ロードバイク=細いタイヤみたいなイメージですね(25Cも細いですけど)
ロードバイクと一言でいっても、モデルによって様々なコンセプトで作られています
エアロ、エンデュランス、オールラウンダー、ヒルクライム…など同じメーカーであってもモデルによっていろいろな方向性があるわけです
少し前から新たなコンセプトとして、グラベルと呼ばれるものをよく聞くようになりました
これは通常のロードバイクと比べて、太いタイヤ（30c～50cとか）を装着しており、低いギア比が採用されています
ギア比なんて後からどうとでも変えられるので、太いタイヤを履いているロードバイクと思ってもいいかもしれないです
細かいこと言いだすとジオメトリとかも違いますね。モデルによってはダウンチューブやBB付近がシールドでガードされているものもあります
グラベルロードバイクの何が良いのかというと、未舗装路が走れるわけです
未舗装路を走れるように作られたグラベルロードバイクですが、グラベル以外のロードバイクは未舗装路を走れないのでしょうか
結論から言うと走れます
ただし、グラベルロードに乗ったことないので、どれくらい走りやすさに違いがあるのかはわからないです
もちろん、グラベルロードの方が走りやすいでしょうね
実際に走ってみた
走ってみたというか、ロードで出かけているときに道が舗装されていなければ突っ込むしかないので、走らざるを得ないのです。。。
ただ、悲しいことに（いやまあ、別に悲しくはないですけど）、自分が持っているロードバイクは一昔？前のレーシングモデルです
どういうことかというと、クリアランス的に25cが嵌りません
今では25cをデフォルトで履いているロードバイクが増えていて、28cとかもっと太いタイヤを履けるロードバイクも存在する中、23c以下のタイヤしか履けないのです
今メインで使っているホイールのタイヤ幅が25c以上推奨となっていたので、試しに一度25cを履かせてみたことがあります
残念なことに、空気をある程度入れるとタイヤとフレームが干渉して回らなくなります
なので、ずっと23c以下のタイヤを履いているわけです
では、23c以下のタイヤを履いたロードバイクは未舗装路を走れるのでしょうか
さっきから走っているって書いているんで走れるわけですが、利道だろうが山道だろうが雪道だろうがロードバイクで走っています
雪道は危ないのでやらない方がいいかも。。。
あ、下の写真みたいな砂地みたいなところは無理です。タイヤがはまって終了です
頑張って走ったとしても、簡単にスリップするので結構怖いです
砂地や沼地はMTBやファットバイクみたいなさらに太いタイヤを使うべきですね(欲しい…)
砂とかは無理ですが、下のような道であれば23Cを履いたロードバイクでも走れます
これくらいなら特にパンクもしないです
パンクするのは路面を見ていなくて変なものを踏んでいるか、段差などで荷重を抜いていないか、運が悪いかですね
このような道だったとしても、ある程度の速度で走ることが可能です（雪道除く）
視界が悪い道とかだと人がいるかもしれないので、安全を確認できない限り飛ばしたりできませんが、それは車種関係ないですね
そもそも、ゆっくり走るよりある程度速度出した方が逆に安全です(雪道除く)
まあ、パリ～ルーベとかのパヴェでも走っているんですから、ロードバイクでもある程度の道は走れるでしょう
ただのダートとかなら問題ないですが、雪道やアイスバーンは危険なので走るときは十分に注意してください
おわり
